税務署からの追加徴税? ~ネット詐欺エピソード体験談②~
「税務署からのお知らせ」「未払い税金お支払いのお願い」といった国税庁をかたった偽メールが来たことはありませんか?今回は実際にそのようなメールを受け取った方にお話を伺いました。

Aさん
(30代女性)
2023年の春頃、税務署からの追加徴税のようなメールが届いた時はすごく焦りました。確定申告を終えて数ヶ月くらいで、時期的にもリアルな感じが考えられてるな…と思いました。
メールが送られてきた際の心境や、送られてきたフィッシングメールの特徴について教えてください。
同じような手口の国税庁からの連絡を装ったフィッシング詐欺の事例が見つかっています。このようなメールに載っているURLに実際にアクセスしてしまうと金銭や個人情報などを騙し取られる可能性があります。しかしAさんは偽メールだと判断し、URLへのアクセスまではしなかったそうです。
送られてきたメールを偽メールだと判断した理由は何ですか?
一度はタイトルで驚き、メールを開いたAさんですが、内容を鵜呑みにせずに検索してみたことで判断できたそうです。 国税庁では、SMSやメールで国税の納付を求めたり、差押えの執行を予告したりすることはありません。(参考:https://www.nta.go.jp/information/attention/attention.htm) アクセスする前に一度立ち止まって調べてみることが重要ですね。
その他のネット詐欺に遭った、遭いそうになったという経験・エピソードがあれば教えてください
ネットを利用する方々に向けた、ネット詐欺への注意喚起等のメッセージがありましたらお願いします
送られてきたメールに「未払い」「最終通知」などの言葉を見ると不安になる人が多いかと思います。そのように読む人を焦らせて情報入力や支払いなどの行動を急がせるのがフィッシング詐欺の手口です。
また、犯罪者側は季節のイベントや最近起きたニュース等を踏まえてメールを作成し、一度に多数のアドレス宛てに送っています。送られてきた人の中には、たまたまメールの内容に心当たりがある人もいるでしょう。「これのことかな?」と思い当たることがあっても慌てずに対処しましょう。
※このエピソードはネット詐欺専用セキュリティソフト詐欺ウォールのX(旧Twitter)公式アカウントにて募集した「ネット詐欺に関する体験談」について詳細をお聞きしたものです。





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